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鹿屋商工会議所青年部

活動報告

新型コロナ対策イベント「ひまわりワンダーランド〜ひがっばい〜」by東原町内会

令和2年8月15日、16日
会場を埋め尽くさんばかりの向日葵に囲まれながら、子供達の笑顔溢れるイベントが行われた。

現在新型コロナウイルスの流行により、鹿屋市でも様々なイベント・行事が尽く中止になっている。
子供達の発表の場や、夏の思い出も全て無くなり、皆の心に暗い影を落としている。
そんな中、「地域の為に、町内の為に、子供達の為に」何かできる事はないだろうか。と、このイベントが立ち上がった。

当日、会場では
「鹿屋中央高校吹奏楽部」の2日間にわたっての生オーケストラ演奏、マーチングバンド演奏や

町内のひまわり畑を見ながら楽しめる「スタンプラリー」


かき氷やジュース販売、カレーやひまわり油、町内会で生産から加工までしているひまわり油や落花生の販売などコロナ対策に気を付けながら、全て東原町内会の人達のボランティアやスポーツ少年団の協力によって準備されたという。

その発起人でもある、東原町内会の川崎勝さん
「もともと、東原町内会では「ふれあい祭り東原」という夏祭りをお盆の時期に開催していて、コロナの影響で中止となり、このイベントを通して、野外で密を避けながら実施することで様々なイベントを開催するきかっけを東原町内会が作って発信できればと考えていた。」
「そこで、以前から交流のあった鹿屋中央高校の吹奏楽部が演奏会が中止になり、発表の場がないという話を聞き、協力をもらって一緒のイベントを実施することになりました。」
と話す。

「今年初めての演奏でした」と話していた鹿屋中央高校の子供達は、お客さんに自分達の演奏を聞いてもらう為に、毎日練習を欠かさなかったという。

その音色は、実に楽しく、力強く、青空をどこまでも駆け抜けていくような素晴らしい演奏を披露してくれた。





コロナによって人々の交流が分断されていた中、少しの思い付きと、行動と協力によってみんなが笑顔になれるイベントがここには確かにあった。
このような前向きなイベントをきっかけにまた、いろいろな行事が今後も開催されることを願うばかりだ。
コロナが教えてくれた日常の有り難さを噛み締めて、子供達の為に、そして自分達の為に。向日葵のように笑って今日もまた一歩前へ。

動画・写真提供:foo pictures by FURUE Takashi